民泊(Airbnb)経営を断念したワンルームマンションの個人オーナーさんがレンタルサロンを始めた事例

賃貸ワンルームマンションの投資ブームがありました。

「ワンルームマンションに投資して賃貸マンションを経営しませんか?節税対策しながら資産形成できます!将来のじぶんだけの年金になります!」

サラリーマンや公務員で安定収入がある人は節税対策をしながら資産形成ができますという営業トークで、僕にもたくさん電話がかかってきました。

結果的に儲かったのはマンション建設会社と不動産会社とスルガ銀行さんに限らず投資目的のマンションローンに積極的だった銀行(金融機関)ではないかと思います。

あとは、「マンション投資でサラリーマン大家」を勧める本や情報を配信しているプロのワンルームマンション投資屋さん。僕もたくさん勉強させていただきました。

実際にワンルームマンションに投資した方と時々お話しますが、皆さん明確には言いたがりません。

儲かり過ぎてニヤつきたいのを必死で隠しているのかもしれません。

でも、定期的な心配ごとや面倒な手続きばかり増えてトータルで損した気分が強くて、不良資産をどう処理するかで悩んでいるのかもしれない。(ぜったいそうだ。たぶんそうに違いない)

さて、本当はどちらかなんでしょうか。

深く聞いていくと、実際のところ、精神的な意味でもプラスになっているのは極一部だなぁと感じます。

実際はどうなんでしょうね。

さて、そんなワンルームマンションを活用していまひとつうまくいってない感のあるオーナーさんは、民泊ビジネスを始めようと検討してみたのではないですしょうか。

節税対策なんて考えるより、目先の収入をあげたい。民泊ビジネス(AirBnB)に転換してより収益性を高めたい。と民泊法制化の流れをウオッチしていたサラリーマン大家さんは多いと思います。

ところが、ふたを開けてみると、個人で収益用に所有している分譲ワンルームマンションでは民泊が困難なことが分かってきました。

規約で禁止されているワンルームマンションで民泊にするのはリスクがあり過ぎて、これまた大変です。



せっかく所有しているワンルームマンションを単なる賃貸経営で継続しても儲かるのは管理会社ばかり。

借主の卒業や転勤で平均2年に1回は入れ替わり、その度に収入がゼロになりローン支払日が来るたびに次はいつ決まるのかと精神的に不安になり、たまに内見にきたかと思えば冷やかしで終わり、色々とケチをつけられて家賃交渉されるだけされて結局その人が保証会社の審査落ちで契約にならず、

また次の借主が決まるまで毎月のローンに追われ、ようやく決まったかと思えば、また家賃交渉されて「いつまで空いているか分からないよりも家賃を下げて決めた方がいい」と言われて家賃を下げてみたら毎月のローンとトントンの金額、

そんな状態でも目先の収入がはいるならと、不動産会社には仲介手数料を払い、広告料を払い、前のヘビースモーカーな居住者のヤニで黄色くなった壁紙をリフォームし、壊れたエアコンを交換して、

税金の手続きやら賃貸経営による節税対策のために作った会社の法人住民税がかかるだけで、税金やら手間賃やら交通費やら年収ベースで収支計算してみたら、もう黒字なんだか赤字なんだか。

もう結局何のために賃貸経営をしているのか分からないですね。大変ですね。この状態で家賃は下がり続けて、ローン支払が終わる頃の資産価値はいくらなんでしょうね。売却しても課税されるし、本当にご愁傷様です。
(煽るつもりはございません。ブームの時にワンルームマンションを買えなかった者の僻みと妬みと思ってスルーしてください)

さて、そんな賃貸ワンルームマンションで後悔しているかもしれないあなたに朗報です。

このブログを見つけてレンタルサロン経営をサポートしてくれないかとたずねて来られる方も多いです。

立地にもよりますが、ワンルームマンション賃貸経営の収入と比べると小規模なレンタルサロン経営はメリット、つまり儲かる要素はたくさんあります。

もちろんデメリットもあります。

投資用ワンルームマンションでレンタルサロンやシェアサロンを運営するメリットを整理してみましょう。

レンタルサロンは収入ゼロになることが少ない

家賃収入だと借主は一人ですからマンションを退去すれば翌月から収入は一気にゼロです。卒業や結婚や転勤や住替えなど、人生のイベントはたくさんあります。

ワンルームマンションの居住者は平均して2年に1回ほど退去するらしいです。ちょうど居住用マンション賃貸契約も2年のことが多いですが、2年に満たない人もあります。その度に空室リスクを抱えます。

儲からない大家さんをしている人なら、3月〜5月の転居シーズンに次が決まらないと最悪の場合、長期塩漬け状態です。
会社員としての給与が給与口座が20日とか25日に入ってきて、ローン支払で大部分がごっそり出て行く。毎月のローン支払日が来るたびに泣きたい気分ですよね。泣いてください。

ところが、レンタルサロン経営をしていれば、利用者さんは複数です。つまり退室リスクが分散されます。

レンタルサロンも春は新しいことを始める方が多いため、次のステップを目指す方が多いので入れ替わりの多い時期ではありますが、

相当いい加減な運営(利用者さんとのコミュニケーション態度、サロンの清掃不備、補充品の欠品を放置するなど)をしていなければ、全員が一斉に退室することは稀です。まずありません。

僕自身の経験ではいったん安定経営に入ったサロンで収入がゼロになったことはもちろん、半減した経験もありません。

(続きはまた書きます)

レンタルサロン経営に興味のある方、賃貸用にワンルームマンションを所有していて泣いている方、泣いてはいないけど更なる収益にチャレンジしてみたい方は、一度ご相談ください。

まずは立地などをお聞きして、診断させていただきます。ただし、診断した結果は一切保証しませんので悪しからず。マンション投資やレンタルサロン投資は自己判断で!